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不妊症の検査

横浜HARTクリニックの内観

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不妊治療の検査について

不妊治療の説明をする院長

不妊症の原因を調べるためにはさまざまな検査がありますが、それぞれのご夫婦の状況に合わせて、また女性の生理周期に合わせて、必要な検査をしていきます。

初診時から夫婦揃っての検査をお勧めします

不妊症の原因は一つでないことも多く、男性、女性両方に原因がある場合もあります。従って、できれば初診時にはご夫婦で来院していただき、どのような検査があって、それで何がわかるのか説明を聞いていただきたいと思います。

女性の検査について

女性では、生理周期に合わせてホルモンの測定や、卵巣、子宮、卵管の状態を検査する必要があるため、2生理周期ほどかかる場合があります。

初診時の基礎検査

問診では、ご夫婦の不妊期間、性交のタイミングや頻度、持病や既往歴などについてお伺いします。まだ不妊治療のご経験のない方は、2-3生理周期基礎体温をつけてご持参いただくと参考になる場合があります。問診のあと、必要に応じて内診や血液検査などを行います。

ホルモン検査

卵巣および脳で作られるホルモンとして、以下のようなホルモンを採血して測定します。これらのホルモンを調べることで、排卵障害の原因がわかったり、卵巣機能についてのデータが得られたりします。

AMH (抗ミュラー管ホルモン)
検査時期:生理周期のどの時期でも可。 卵巣内の小さな卵胞(顆粒膜細胞)から産生されるホルモンです。従って、卵胞の数が多ければ数値が高く、卵胞の数が少なければ低くなります。女性の年齢が高くなると卵胞(卵子)の数が減るため、AMHの値は低下します。AMHの数値は「卵巣予備能力」、すなわちどのくらい卵子を作る力があるか、の指標として使われていますが、必ずしも一つ一つの卵子の質(妊娠する力)をあらわしているわけではありません。
FSH(卵胞刺激ホルモン)
検査時期:生理開始2-4日目、正常値:7-8 mlU/ml。 脳下垂体から分泌されるホルモンで卵巣内の卵胞を発育させます。生理開始ごろに一時的に上昇して、その生理周期に育っていく卵胞の発育を促すため、生理開始2-4日目ごろに測ると、卵胞の状態が推測できます。FSHが高いということは、卵胞を発育させるために強い刺激(指令)が必要ということであり、すなわち、卵胞の状態が悪いということです。AMHと違って、FSHは生理周期ごとに大きく変動しますので、1回の測定で卵巣機能を評価することはできません。
LH(黄体化ホルモン)
検査時期:生理開始2-4日目、正常値:2-4 mlU/ml。 脳下垂体から分泌されるホルモンで卵巣内の卵胞の発育に必要です。卵胞がある程度の大きさに発育すると、一時的に急上昇(LHサージ)して排卵を促します。通常、LHサージ開始から24-48時間の間に排卵が起こるとされており、生理周期が不順な方はLHの尿検査で排卵のタイミングをつかむことが可能です(市販されていて、陽性が出た日とその翌日に夫婦生活を持つ)。
生理周期が長く不順でLHの値が高い場合には、多嚢胞性卵巣(症候群)である可能性があります。
PRL (プロラクチン、
乳汁分泌ホルモン)
検査時期:生理開始2-4日目、正常値:20 ng/ml以下。 脳下垂体から分泌されるホルモンで、乳腺を刺激し乳汁分泌を促進させるホルモンです。
PRLが高いと、排卵障害や黄体機能不全を起こします。
TSH(甲状腺刺激ホルモン)
検査時期:生理開始2-4日目、正常値:0.5-5.0 μU/ml。 脳下垂体から分泌されるホルモンで、甲状腺を刺激して甲状腺ホルモン(T3、T4)の分泌を促します。甲状腺ホルモンは体の基礎代謝に関係している大切なホルモンで、多すぎても(甲状腺機能亢進症)、少なすぎても(甲状腺機能低下症)、不妊の原因になったり、流産や死産、児に異常を生じることがあります。
E2 (卵胞ホルモン)
検査時期:卵胞期(低温期)、正常値:1個の成熟卵胞あたり200 pg/ml程度。 卵胞の発育に伴って卵胞内の顆粒膜細胞から分泌されます。間接的に卵子の成熟度を知る指標になります。子宮内膜を厚くし、着床しやすい状態にします。卵胞ホルモンの値が一定以上の高い状態が続くことにより、排卵を促すLHサージが起きると考えられています。
P4(黄体ホルモン)
検査時期:黄体期(高温期)、正常値:1個の黄体あたり10 ng/ml程度。 排卵後の卵胞は黄体と呼ばれ、その中の黄体化した顆粒膜細胞から分泌されます。黄体ホルモンは子宮内膜を厚くして、受精卵(胚)が着床し発育しやすくなるように働きかけます。黄体ホルモンには体温を上昇させる作用があり、基礎体温が高くなります。ただし、卵子が卵胞から放出されないまま卵胞が黄体化して黄体ホルモンを出すこと(黄体化未破裂卵胞; LUF)があり、体温の上昇や、黄体ホルモン値の上昇だけでは排卵の証拠にはなりません。

超音波検査

子宮の大きさや形、卵巣の状態を見ます。子宮筋腫、卵巣嚢腫、卵管留水症などを見つけることができます。通常は内診台の上で、腟から細い器具(プローブ)を入れて観察します。検査に痛みは伴いません。月経周期に合わせて、卵胞と子宮内膜の発育を観察したり、排卵日を予測したり、排卵の確認などを行います。妊娠成立後は、胚や胎児の成長発育の確認を行います。

通水検査

当院では被曝を避けるため、X線装置による子宮卵管造影検査は行わず、外来で超音波を用いた通水検査を行います。造影剤の代わりに生理食塩水を子宮内に注入し、卵管がつまっていないかどうか調べる検査です。超音波で観察しながら行えば、子宮内腔の形や、子宮筋腫・内膜ポリープの存在、卵管留水症の有無なども調べることもできます。卵管の通りが良くないと痛みをともなうこともありますが、本検査によって卵管のつまりが改善されたり、通りがよくなったりという治療効果もあります。

頸管粘液検査

子宮の入り口にある頸管腺から分泌される粘液を頸管粘液と言います。
卵胞が発育して卵胞ホルモンの血中濃度が増加すると、それに反応して頸管粘液の分泌量が増加し、精子が進入しやすい性状に変化します。本検査は、頸管粘液の分泌が亢進する時期に行わないと評価ができないため、排卵前の排卵に近い時期に行います。また、下の項目のフーナーテストと同時に行うことが多い検査です。

フーナーテスト

精子と頸管粘液の適合性を調べる検査です。排卵直前の時期に性交をして、通常翌日に来院していただきます。腟、子宮口、頚管から粘液(分泌液)を採取して、精子の有無と運動性を顕微鏡で見ます。
頸管粘液中に多くの運動精子が見られれば適合性は良好、見られなければ不良と判断します。不良な場合は、女性側に精子の運動を止めてしまうような抗精子抗体が存在しないか血液検査を行います。良好な場合は、不妊原因として、卵管因子、受精障害、着床因子などを考えて、治療の方針を決定することになります。

その他の検査

不妊の原因や妊娠後母子感染の原因になるような感染症検査を行います。梅毒、クラミジア、B型肝炎、C型肝炎、エイズ(HIV)、風疹などについて血液検査をしていただきます。また、当院では体外受精に伴う採卵に備えて、貧血の有無、血液凝固能などの検査を行います。その他、子宮癌検診や持病に関する検査は当院での治療を始める前に、各自行っておいていただくようお願い致します。

男性側の検査について

女性に比べると男性の検査項目は少なく、比較的簡単に済みます。

初診時の問診

問診では、性交の状況、既往歴、生活習慣等についてお伺いします。

精液検査

精液を採取していただき、精液量、精子濃度、運動性、奇形率などを調べます。院内感染予防のため、精液検査の前に、感染症スクリーニング検査(以下参照)を受けていただきます。

泌尿器科的検査

精液検査の結果、射出精液中に精子が見つからなかった場合など、触診によって精巣や精管、精索の状態を調べることがあります。精巣が腫れていたり、精子の輸送路である精管がつまっていたり、精索静脈瘤が見つかったり、という異常が見つかる場合があります。より精密な検査は泌尿器科専門医をご紹介します。

ホルモン検査

精液検査で精子の数が非常に少ない場合、女性の場合と同様な種類のホルモン(FSH, LH,PRL)やテストステロン(男性ホルモン)を調べます。ホルモン値が低い、すなわちホルモンの分泌が悪いために精子の数が少ない場合には、飲み薬や注射による補充療法が可能です。

遺伝学的検査

精液中に精子が見つからない(いわゆる無精子症)場合、精巣内に精子が見つかるかどうか推測するために、染色体検査や遺伝子検査を行うことがあります。精巣内で精子が作られている可能性があれば、手術によって精巣内から精子を採取して、顕微授精を行うことが可能です。

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