横浜HARTクリニック

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今年も一年間ありがとうございました

皆さん、こんにちは。いかがお過ごしですか?

2022年もあと一週間になりました。どんな一年をお過ごしになられたのでしょうか?

 

 

私は今年一年の診療を振り返って、2つ書いておきたいことがあります。

 

 

一つ目は、今年4月以降も自費診療のまま通院していただいている方々への感謝です。自費診療を続けることで、実際、患者さんの数は減りました。それでも、これまで続けてきた「患者さんを人として診る不妊治療」を行うには、保険診療では難しいと判断して考えた結果、今日まで自費診療を継続しています。3割負担とはいっても体外受精は決して安い金額ではありませんし、安いからと回数を重ねるにはストレスが大きい治療です。患者さんを人としてサポートしながら、一周期一周期がベストになるよう、薬剤や診察回数の制約なく治療を行うことが、妊娠への近道だと考えています。

臨床成績についてはホームページ「当院の実績」を、また現在実施している定額費用については「費用について」をぜひご覧ください。

 

 

二つ目は、卵子提供についてです。今年9月のブログに書いた通り、実際に治療に進む方は少数ですが、問い合わせは多くいただきます。もちろん、当院の本来の治療はご夫婦間であり、卵子提供は一部の方のみを対象にしています。ホームページに卵子提供治療や、ドナーやレシピエントの募集を掲げているのは、日本国内で、覚悟を決めて卵子提供による不妊治療を受けよう、卵子を提供しようという方がいるのかを知りたいからです。法的には禁止も是認もされていませんから、当事者、医療従事者、関係者がそれぞれに責任を持って向き合うことが大切です。隠れてこそこそするから、卵子提供が悪いことのように思われ、生まれてくる子供に告知しにくい状況が生まれるのです。体外受精が保険適応になったことで「不妊治療が疾患として認められたようで、職場で通院のことが話しやすくなった」という意見があるそうですが、それと同じことだと思います。

 

横浜HARTクリニックは少人数で運営していますが、それは患者さん一人一人の顔が見える関係を生み、その方に合った治療をきちんと納得していただいた上で提供できることにつながります。技術はもちろんですが、保険点数にない、「人」「心」の部分を大切にしています。治療に疲れた、話を聞いてほしいなあ、という方はぜひ一度ご相談ください。

 

 

少し早いですが、皆さん、良いお年をお迎えください。

2023年が皆さんにとって、より良い年でありますように。

Wishing you a Merry Christmas and a Happy New Year!

 

記事監修
院長 後藤 哲也
経歴

東京大学医学部卒業

産婦人科研修医(東大附属病院分院、都立築地産院、国立習志野病院)

アメリカウィスコンシン大学高度生殖医療施設

イギリスロンドン大学大学院  医学博士(生殖遺伝学)

オーストラリアモナッシュ大学体外受精施設

東京HARTクリニック副院長
横浜HARTクリニック開業

資格

日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医

日本生殖医学会認定生殖医療専門医

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