横浜HARTクリニック

〒221-0835 神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町3-32-13 第2安田ビル7階

横浜HARTクリニック

当院の実績

Performance

当院の実績Performance

当院の体外受精実績

体外受精は本来、卵管に異常があって、女性の体内で精子と卵子が出会えない、卵管性不妊に対する不妊治療法としてスタートしました。その後男性側に原因がある不妊症に対して応用され、現在では原因がはっきりしないご夫婦に対しても行われるようになり、有効な不妊治療法として確立しています。当院では、それぞれのご夫婦の不妊原因を考え、また治療に対するご希望をお聞きした上で、最適で安全な体外受精の方法をご提案しています。

(1)「患者さんあたり」の出産率

治療成績を「周期あたり」で示すことが多いですが、患者さんが知りたいのは「自分は妊娠できるのか」という「患者さんあたり」の妊娠率ではないでしょうか?つまり、採卵(1回または複数回)をして、新鮮胚移植、凍結胚移植によって、最終的に妊娠できるかどうかという数字です。そこで、当院で採卵を始めた時点での女性年齢をもとに、「患者さんあたり」の出産率を示すと下のグラフのようになります(2021年12月まで)。

「患者さんあたり」の成績

30代後半の方々の妊娠率が高いのは、体外で受精をさせることだけではなく、卵巣刺激による卵胞(卵子)の質の向上、凍結胚移植でのホルモン補充による子宮内膜環境の改善など、様々な要因が考えられます。治療としてはやや複雑に感じられる時があるかもしれませんが、患者さんが混乱することのないよう、スタッフ一同丁寧な説明を心がけています。わかりにくいことや不安なことがあれば、遠慮せずに聞いて下さい。

(2)採卵3回目までに90%の方が妊娠

「妊娠に至った方」についてみると、1回目の採卵(新鮮胚移植と凍結胚移植を含む)で妊娠された方が65%、すなわち3人に2人が当院初回の体外受精(顕微授精も含む)で妊娠しています。2回目が18%、3回目が9%、と90% 以上の方が3回目までの採卵で妊娠しています。体外受精の本来の適応である卵管因子または男性因子による不妊の方、卵巣刺激によって卵子の質が改善した方、着床因子による不妊が凍結胚移植によって解決した方などが、1回目の採卵で妊娠されていると思われます。2回目以降の採卵で妊娠された方の多くは、良い卵子が育つ生理周期の頻度が低いことなどが原因のために、複数回の採卵が必要であったと考えられます。

体外受精がうまくいくかどうかは、治療周期に良い卵子と精子が得られるかどうかにかかっています。女性の年齢が高くなると、良い卵子が育つ周期の割合がだんだん少なくなっていきますので、治療に選んだ周期に良い卵子が得られない可能性も高くなります。しかし、言い方を変えると、体外受精がうまくいかなかったとしても、卵管と精液所見が正常であれば、お休みの周期に良い卵子が排卵されて、タイミングや人工授精で妊娠するチャンスがあるということです。体外受精とその他の治療を組み合わせながら、1年以内に結果を出すつもりで一緒に頑張ってみましょう。

患者さん一人一人から必ず何かしら学ばせていただくものがあります。患者さんに育ててもらっているという感謝の気持ちを忘れずに、一人でも多くの方に喜んでいただけるよう、たえず努力して参ります。

  • 当院よりお願い
  • ブログ
  • 卵子提供をお考えの方へ
  • 学会・論文発表