外来の待ち時間改善へ取り組みをはじめました
- 2017年1月15日
- 院長
皆さん、明けましておめでとうございます。
2017年もよろしくお願いいたします。
年末年始はプライベートでは慌ただしいことが多く大変でしたが、診療では新鮮胚移植、凍結胚移植ともに妊娠率が高く、よい仕事ができたと思っています。
さて、以前にも書きましたが(2016年12月16日のブログ参照)、皆さんにご協力いただいたアンケートで、「待ち時間が長い(長すぎる)」というご意見をたくさんいただきました。私も十分認識はしていましたが、この機会にスタッフとその原因、解決策を話し合ってみました。
その結果、タイミング指導、人工授精、体外受精のように治療内容の異なる方々の予約を取るにあたって、皆さんの予約希望時間通りに予約をお取りしようという配慮が却って皆さまのご不満につながっていると考えられました。現状のままでは外来診療のペースが予測しにくく、日によっては短時間の診療の方が2時間以上も待つような状況が続くと思われましたので、以下のように診療・処置内容によって「予約のゾーン」を設定しました。これまでのように皆さんの希望のお時間に予約をお取りできないかもしれませんが、待ち時間の改善につながり、皆さんの貴重なお時間をより有効に使っていただけると思いますので、ご協力の程お願いします。
8:40-9:15 採卵
9:15-9:30 新鮮胚移植予定の方との相談
9:30-10:00 主に体外受精、凍結胚移植の方の診察
10:00-10:30 新鮮胚移植
10:30-11:30 診察、人工授精など
11:30-12:00 凍結胚移植
12:00- 通水検査、診察、相談をご希望の方
採卵、胚移植の予定がない日には、そのゾーンには診察予約を入れます。また午後については、人工授精や胚移植を行っていないので、比較的外来の進行が予測しやすく、しばらくは現状のままの予定です。
「指示された時間にきちんと来院したのに」ずいぶん待った、ということが少しでも減るよう努力いたします。スタッフの人数が増えれば解決することもあるとは思いますが、まずは今すぐ何ができるかから始めましたので、お気づきの点があればスタッフに直接お伝えいただくか、ご意見箱へ投函していただければ幸いです。