皆さん、頑張りましょう
- 2020年3月25日
- 院長
こんにちは。皆さん、頑張っていますか?
新型コロナウィルスの感染は更に広がっているようで、相変わらず落ち着かないですね。不要不急な外出を控えるとか、人が集まるところに行かないとか、確かにそうですが、現代社会は人々が複雑に関わり合ってそれぞれの生活があり、それぞれの事情を抱えて、様々な思いで生きています。皆が家から一歩も出ずに何週間も生活することは不可能です。一人一人が、置かれた環境の中で、自らが出来る範囲の衛生管理をして、情報に惑わされずに生きていくしかありません。
緊急性の低い診療領域の人的、物質的資源をコロナウィルス肺炎の患者さんの治療に振り替えようとする考えがあります。不妊治療も緊急性が低い分野の一つに入るようです。
不妊治療を今月でなくても、3か月先に伸ばすことは可能です。私も治療を延期される方が多いかと思いましたが、実際ほとんどの方が予定通りに治療されていますし、中には通勤が減り会社を休んだり早退しなくていいこの時期に治療を進めたいという方もいらっしゃいます。
それだけ不妊で悩む方が妊娠を望む気持ちは強いのです。実際、いい卵子が育つ周期は今かもしれません。肺炎で失われる命を守ることは大切ですが、生まれてくる命を守る治療も大切にして欲しい。生まれた子供といられる時間が少しでも長くなるように、私にできる精一杯のことをさせていただきます。