当院では、初診の方も再診の方も、電話で予約をお取りいただいています。近頃は電話よりもインターネット予約のほうが便利なのでしょうが、患者さんそれぞれの来院目的が異なるので、単純に何分ずつの予約枠というわけにはいきません。
採血やタイミングの時期をみる比較的短時間の診療の方から、ナースと自己注射の練習をする方、体外受精の相談や治療を続けるかどうかの相談の方まで、皆さんの待ち時間ができるだけ少なくなるように、受付またはナーススタッフが配慮して予約日時を決めています。
また、電話で直接声を聞くことで、インターネットでは伝わらないその方の体の調子や思いが伝わります。
今後も当分の間はインターネット予約を導入する予定はなく、電話が混み合うようになれば電話回線を増やして対応したいと思います。
7月7日に開院1周年を迎えました。
開院から守り続けている診療理念、「患者さんに寄り添った治療」を日々実践してきました。シンプルな理念だと思うのですが、スタッフからは「寄り添うってどういうことでしょうか」と聞かれることがありました。
私が考える「寄り添う」とは、患者さんから求められた時に、患者さんが必要とする距離を保ちながら助言し、患者さんが適切に判断、選択できるようにすることです。そのためには、お互いの信頼関係が必要ですし、スタッフには正確な医学的知識と観察力が必要です。つまり、「寄り添う」ことを実践すれば、患者さんにとっても良いし、スタッフにとっても医療従事者としての実力がつくはずなのです。もちろん、妊娠していただくことが最終目標ですが、そこへたどり着くまでの道程を大切にしたいと思っています。
それぞれのご夫婦が、治療と上手く付き合えるように、これからも「寄り添う」治療を続けていきます。
皆さん、こんにちは。
現在通院中の方、以前に通院していただいた方、これから通院をお考えの方、ご覧いただきありがとうございます。
ブログを始めてみることにしました。日々の診療の中で感じたことや思いついたこと、反省したこと、患者さんからいただいたメッセージなど、折に触れて書いてみようと思います。
定期的にとはいかないかもしれませんが、月に1-2回更新できるよう頑張ってみます。
慣れてきたら、私だけでなく、培養部や看護部、受付からのメッセージや報告も発信していくつもりです。
よろしくお願いします。